【中古車販売集客法】:お寿司屋で声をかけられない若者が急増中!?
お寿司屋で声をかけられない若者が急増中!?
「大将!今日のおすすめは?」
「活きのいいハマチ入ってるよ!」
寿司屋のカウンターで会話する上司をみてカッコいいなぁと憧れてたのは過去の時代。新聞の投書欄では「お寿司屋さんで注文するのが恥ずかしい」感覚を持つ若者が増えているそうです。
その理由はタッチパネル。
回転寿し系列店はタッチパネル注文なのでカウンター越しで声を掛ける文化が今の若者にはありません。
その同じ若者が自動車販売店にも訪れます。
さて、あなたのお店に声をかけてくれるでしょうか?
声をかけない世代
もし代車や下取り車を「わ」ナンバー化してレンタカー事業をされているなら今すぐに始めて欲しいことがあります。
それは今の若者に合わせた展示です。
今の時代、回転寿し屋でセルフオーダータッチパネルがないお店は
「声をかけにくい」
という心象を抱く若者がいるのと同じように、スタッフに聞かなければわからない売り場はそのまま機会損失に繋がります。
そもそも展示車やレンタカーは声をかけなくても「わかる」のが望ましい状態です。また定休日やスタッフ不在時でもお客様からのニーズがあれば即対応できる体制も必要でしょう。
これからどの業界も人手不足。
だからこそ人手をかけずお客様自身が情報を得られる「仕組み」を展示場に取り入れる必要があります。
販売する車には「プライスボード」を作るのに、どうしてレンタカーには「レンタルボード」を作らないの?
レンタカー稼働率が倍になった!
車に時間貸し価格表とWebから配車予約ができるQRコードを付けた「レンタルボード」を設置することによって稼働率が倍に。近隣のお客様から必要な時にサービスを提供できる地域密着型の強みと、定休日や無人展示場でも機会損失を起こさせない仕組み。
リアルな売り場とネットの利便性を共存させてこそ若者に声をかけられる売り場に変わります。これはレンタカーだけでなく、ローン計算表やリース表示なども同じです。
「わかっているけど時間も人も足りない…」
そんな心配は無用です。いまは誰でも、簡単に、すぐに、作れる便利なサービスがありますよ。
この記事を書いた人:小田泰平(おだたいへい)
愛媛県出身1974年生まれ。株式会社イプラ代表取締役。千葉大学にて心理学を専攻後、IT業界から自動車業界へ。「女性に伝わりにくい売り場」に違和感を覚え、女性視点での展示場づくりと販促企画を強みとする「愛媛企画」に参画。「目をひく変化を、カンタンに。」「女子が考えた手抜きポップ」をコンセプトとしたプライス&ポップ作成サービス運営や集客支援商品の開発を行っている。著書に売れるお店の傾向をまとめた『クチコミ式女性集客』『大手に負けない展示場改革』ほか。あいおいニッセイ主催セミナー「女性来店率UP!集客改善セミナー」など全国講演中。
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