活力朝礼13【無理なくして目標達成はあり得ない】
【小さな目標では成長できない】
昨今の状況では、「対前年比105%」くらいの計画を作る会社が、ほとんどでしょう。わが社の社員に「できそうか?」と訊くと、「できそうです」との返事。
でも「105%」の計画では、できそうだと思い、今と同じ考え方/今と同じやり方でやろうとするから、結果、「できない」のです。
わが社の「経営計画書」には、「今期の成長率は、対前年比138%」と書いてある。「できそうか?」と社員に訊くと、「できそうにありません!」と、元気良く返答(笑)。みんなが「できない」と思っている。それが、正しい! のです。「できっこない」と思うのが大切!
それは、「今と同じやり方では、(達成)できない」と、みなさんが気づくことが大切だから。うちの課長は能力が高いですが、いままでと「同じ仕事のやり方」では、成績は上がりません。
「仕事のやり方」を変えなければできません。これが1つ。
2つ目は、今と同じ「考え方」で仕事をしてはいけないということ。
今と同じ考え方では、138%など達成できません。
3つ目、今と同じ「人」ではできません。
ですから、人間が変わらなければなりません。人間が変わって、仕事のやり方を変えなければ達成できません。メンバーを替えるか、今のメンバーの能力を高めるか。当然、会社としては後者を目指すべきでしょう。そのためには全員が(今のままではダメだ)と危機感を持たなければいけません。そして勉強をしなければいけません。 でも、いままでと同じ勉強のやりかたではダメですよ。それでもどうしても勉強が嫌い、というメンバーはライバル会社に転職してもらいましょう。結果、自社の売上が上がります(笑)
(小山昇の早朝勉強会にて)
目標の意味は「成長を感じられる」ことです。ちょっと頑張れば手に届くものは成長とはいえません。仕事のやり方、営業の仕方、経理の仕事、リーダーシップの取り方。同じ繰り返しで結果を変えようとしていませんか?考え方、やり方は今のままで良いでしょうか?