1.サイトリニューアル【CSR初稿】
CSRの取り組みについて
障がい者がアートで夢をかなえる世界を作る
イプラは一般社団法人障がい者自立推進機構【パラリンアート】のオフィシャルパートナーです。当社のクラウドサービス【エアプラ】では障がい者が描いたアート作品を多数採用しております。そのクラウドサービス利用料の10%が著作権報酬として支払われることによって障がい者アーティストの経済的自立を応援するソーシャルビジネスを展開しています。
障がい者が置かれている環境
日本国内の障がい者総数は約740万人と言われています(内閣府厚生労働省HP)。日本人口の約6%が何らかの理由で障がいを抱えており、それを支える周囲の支援者(家族やパートナー)まで含めると5人に1人(約2000万人)が障がい者支援に関わっています。うち就労している障がい者数は約49万人弱(全体の6%)、健常者の貧困率が16%であるのに対し障がい者の貧困率は56%と言われています(※平成22年厚生労働省「国民生活基礎調査」参照 貧困率とは、上記中央値の1/2未満の所得の者を指す)。
障がい者アートを応援するきっかけ
当社には勤続18年以上の知的障がいを持つスタッフがいます。彼女はお花の絵が上手で、時々私に絵を渡してくれていました。ある時、障がい者アーティストの自立支援を行うパラリンアートの存在を知り、彼女の作品を登録することにしました。
しばらくしてパラリンアートより連絡がありました。彼女の作品がある社会福祉車両販売の企業パンフレットに採用されることが決定したのです。彼女の作品が採用されたことがきっかけで、障がい者自立推進機構のオフィシャルパートナーとして正式に参画することを決めました。
言葉の意味は社会が創る
障がい者の「がい」はかつて「害」という字があてられていました(障害者)。
エアプラのデザインには当社スタッフの作品を含む同じ障がい者のアート作品を多数採用しています。採用されたアーティストには著作権報酬が支払われます。
そのことは障がい者アーティストの「生きがい」に変わり、イプラにとっても大きな「やりがい」の「がい」に変わりました。
言葉の意味は私たち社会が創ります。
世の中を変える3つの視点
世の中を変える3つの視点があります。
- 個人の視点
- 会社の視点
- 社会の視点
私たちの事業がパラリンアートを通じて障がい者アートの支援につながっていくことを願い、これからも3つの視点を持ちながら自動車業界の発展に取り組んでまいります。