【中古車販売集客法】クルマを「買う理由」つくってますか?
こんにちはイプラの小田です。
連休明けの令和が始まってから
クルマの売れ行きが好調のようです。
「5月の軽含む新車販売、前年比6.5%増」
軽自動車は9.5%増の14万8782台で
2カ月連続でプラスとなった。
ダイハツ工業は8.8%増となったほか
検査不正問題に伴う大規模なリコール
を4月に発表したスズキも1.5%増えた。
前回(昭和→平成)の節目にも
車の販売が大きく動きました。
Yahoo!知恵袋ではこんな質問も。
「令和と平成の登録車では
買取査定に響きますか?」
査定は「年式評価」だけではないのですが、
そう思っている消費者は少なくありません。
つまり元号変更まで
クルマ購入を控えている層が
少なからず存在する、ということです。
さて、あなたのお店ではその節目を
ビジネスチャンスに変えていますか?
令和キャンペーンを行なった企業は?
プレスリリースサイトによれば
「令和キャンペーン」発表を行った会社は
1,168社もあるそうです!
これはあくまでも
プレスリリース発表数だけのカウントです。
何らかの形でキャンペーン実施した企業は
その10倍(10,000社)と推測されています。
これだけを見れば
消費者にとって「買う理由」は
何でも良いのがわかります。
あくまでも買う
きっかけ(動機)が大切なのです。
変化は最大のチャンス!売り場に「節目の演出」を!
「新元号に新車に乗り換えませんか?」
という代替提案のトークも
昭和から平成に変わった31年前にも
同じようなことがありました。
「時代」は繰り返します。
消費者の購買心理に応えたお店だけが
ビジネスチャンスをつかみます。
「スタートするなら新しい年号から!」
と思う層があるわけですから。
クリスマスやハロウィンは期間限定ですが
令和元年はまだ6ヶ月もあります。
今からでも決して遅くありませんよ!
【今日の一言】
┏━┓━━━━━━━━━━━━━
┃◎┃『理由』をつくることは「買う動機」につながる。
┗━┛━━━━━━━━━━━━━
*本記事は
寄稿文より抜粋しています。
【車販店向け集客支援ツールの企画/制作】
愛媛県1974年生まれ。千葉大学にて心理学を専攻後、IT業界から自動車業界へ。「女性に伝わりにくい売り場」に違和感を覚え、女性視点での展示場づくりを強みとする「愛媛企画」に参画。「売るより売れる環境づくり」をテーマとした集客支援ツールの開発を行っている。
【セミナー講演】
あいおいニッセイ同和損保本部様、各自動車整備振興会様、FC本部様より講演依頼を受け女性来店率UP集客改善セミナーを全国各地で開催中。【書籍・連載コラム】
書籍に売れるお店の傾向をまとめた『クチコミ式女性集客』『大手に負けない展示場改革』。あいおいニッセイ同和損保様(RSニュース)、カービジネス研究所様(CaSSマンスリーレポート)にて毎月コラム連載。損保代理店22,000店に向け「クルマが売れる有益な情報」を連載。
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